トゥーアームダンベル・スティフレッグデッドリフト

🏋️‍♂️「脚じゃなく、お尻で持ち上げろ!」

──トゥーアームダンベル・スティフレッグデッドリフトの魅力と正しいやり方


「なんか、スクワットばっかりやってない?」

筋トレ=スクワット!という方、多いですよね。
もちろんスクワットは素晴らしい。でも、「下半身」を鍛えるなら、それだけでは不十分。

とくに見落とされがちなのが──「ハムストリング」と「臀筋」
この2つを効果的に鍛えられる種目、それが…

**トゥーアームダンベル・スティフレッグデッドリフト(以下、ダンベルSLDL)**です。

聞きなじみは少ないかもしれませんが、
ケガをしにくく、お尻に効かせやすい最強種目なんです。


この種目、何がすごいの?

結論から言うと…

  • ✅ 美尻・ヒップアップに直結
  • ✅ 筋肥大だけでなく柔軟性UP
  • ✅ ダンベルだから“自宅トレ”にも最適
  • ✅ 脊柱起立筋(背中)にも自然に効く

そして何より…

「太もも裏」が“目覚める”あの感覚がクセになる!


どんな人に向いてる?

この種目は、以下のような方にとってベストマッチです。

  • 🔰 初心者でBIG3がまだ不安
  • 🏠 自宅トレ派でダンベルしか持っていない
  • 🍑 お尻と太もも裏を効率的に引き締めたい
  • 🧍‍♀️ 姿勢改善・腰痛予防をしたい
  • 🧘‍♂️ 柔軟性と筋力、両方バランスよくつけたい

正しいやり方|たった3ステップ

【準備】

  • 両手にダンベルを持ち、肩幅で立つ
  • 背筋は真っ直ぐ。目線は正面〜やや斜め前

【ステップ①:お尻を“後ろ”に引く】

  • 膝は軽く曲げた状態をキープ(ロックしない)
  • 背中を丸めず、股関節から“お尻を突き出す”意識で前傾
  • ダンベルは体に沿ってスーッと降ろす

【ステップ②:太もも裏が張る位置で止める】

  • 無理に床まで下げなくてOK!
  • ハムストリングにストレッチ感が来たら成功
  • 背中が丸くなる直前でストップ

【ステップ③:お尻の力で戻る】

  • 太もも裏&お尻を意識して、グッと起き上がる
  • 最後に「お尻を締める」感覚を忘れずに!

よくあるNGフォーム

  1. ❌ 腰を丸めて背中に負荷集中
  2. ❌ 重さを下ろすことが目的になっている
  3. ❌ 膝を伸ばしすぎて関節をロック
  4. ❌ 肩が前に落ちて猫背姿勢に

🔑 ポイントは「背筋まっすぐ」「お尻を主役に」「太もも裏を伸ばす」です!


回数とセットの目安は?

目的回数セット数
ヒップアップ12〜15回3セット
筋肥大8〜10回3〜4セット
柔軟性アップ15回以上(軽めで)2セット

他の種目との組み合わせは?

おすすめの“下半身メニュー”構成:

  1. ブルガリアンスクワット(前もも+お尻)
  2. ダンベルSLDL(ハムストリング+お尻)
  3. ヒップスラスト(お尻特化)
  4. プランク(体幹)

→この順でやれば、下半身まるごと網羅&疲労も分散できます!


実際にやってみた!体験談(筆者:30代男性)

筆者はもともと「前ももばかり鍛えてた人間」。
スクワットを続けるも、お尻がまったく変わらず…。

そこで試しに週2回、ダンベルSLDLを取り入れたところ…

  • ✅ 3週間目で「お尻が上がってる」と言われた
  • ✅ 姿勢も良くなり、腰の張りが減少
  • ✅ 太もも裏が“自分史上最高に目覚めた”感じに!

ダンベルSLDL、マジで伸びしろの塊でした。


よくあるQ&A

Q. ダンベルは何kgから始めればいい?
→ 男性なら8〜12kg、女性なら4〜8kgからが無難。軽めでも十分効きます。

Q. 膝が痛いんだけど…
→ 膝を伸ばしすぎている可能性アリ。軽く曲げてOKです。

Q. どこに効いてるかわからない!
→ 目をつむって「お尻&ハムストリング」に集中してみてください。脳から意識するだけで変わります。


まとめ|“脚で持ち上げるな。お尻で引き上げろ。”

  • ダンベルSLDLは、お尻・太もも裏に効果抜群
  • 腰に優しく、フォームの習得も比較的簡単
  • 自宅トレ・ジムトレ問わず取り入れやすい
  • 正しい意識があれば、軽い重量でも超効く

スクワットで効かない?
じゃあ、お尻に効くデッドリフト、始めてみませんか?